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スマホケースを長く使うには?「型」や「素材」の種類に注目すべし!
スマホケースは何で選ぶ?型や素材を知っておくと良いわけ
ついにガラケーも最期のときを迎えるようです。
日本経済新聞によるとこのガラパゴス・ケータイ、通称「ガラケー」の生産が2017年以降中止されることが決定しました。
スマホを持つ身でありますが、これで一生使えなくなると思うとちょっぴりさびしい気がします。
そんなガラケー時代の思い出といえば個人的に「逆パカ」と「ストラップ」ですね。
「逆パカ」は置いておくとして「ストラップ」は当時話題になりましたよね。
携帯よりも大きなものをつけて、どっちが本体なんだ!みたいな人。
某芸能人はストラップやらなんやらで重量何キロとか、筋トレですかね・・・。
そんな個性あるストラップが過去のものとなった今。
ストラップに代わったもの、それが「スマホケース」なんじゃないかなと思っています。
スマホケースは保護の名目はあれど、ファッションや個性の一つとしてスマホケース選びをしている人も多いと思います。
たとえばこちら。
マーケティングリサーチ、市場調査を専門としている「マーシュ」によるスマートフォンのカバーに関する調査です。
この調査によるとケースをしている人は調査人数全体の80.1%。
これはほとんどのスマホ保有者がスマホケースをつけていると見て良いでしょう。
さらにスマートフォンのケースを選ぶ際「重要視することは何か」という質問には多くの人が「デザイン/色」と答えていました。
つまり多くの人が見た目というデザインを重視してスマホケースを選んでいるということになります。
これはストラップ同様デザインにこだわっている=スマホケースで個性を出しているといっても過言ではないと思っています。
とくに今回の調査でスマホケースの利用が多かった女性は、おそらくファッションの一部という感覚で選んでいる人も多いのではないでしょうか。
このように基本は好みでスマホケースを選んで良いと思っています。
ただ、そこでさらに。
「型」や「素材」に注目することをおすすめします!
というのも「質」や「持ち」という面でさらに良いスマホケース選びができるからです。
そこで今回はスマホケースを選ぶうえで知っているとお得な素材や型などのお話しをしたいと思います。
スマホケースを長く使う秘訣は「型」や「素材」に注目すること!
スマホケース「型」の種類とメリット、デメリット
初めてスマホを買ったとき、しばらくスマホケースを買えず(対応している型が売り切れていた)とてもやきもきした覚えがあります。
新品特有のツルツル、つやつやの画面。
絶対に傷つけられないと何度思ったことでしょう・・・。
と言いつつ、二回くらい落としました。
やはりスマホケースは早めに買っておくべきです。
このスマホケースの「型」ですがまずiPhoneやandroidの機種によっての型の違いがあると思います。
そしてここでお話するのがさらにある見た目の「型」の違いです。
それが「シェルケース型」「バンパー型」「手帳型(ブックケース型)」の三種類です。
では一つ一つその特徴を見ていきましょう。
シェルケース型
一番オーソドックスかつ種類が豊富なタイプです。
基本的に画面以外を囲むようにふちと背面を保護していますが、なかには四隅が覆われていないものもあります。
メリット
- 種類が豊富
- かさ張らない
デメリット
- 画面が守られない
バンパー型
窓枠のようにスマホの「縁(ふち)」を覆うスマホケースです。
たとえばiPhoneの場合、背面にあの有名なロゴがありますよね。
「あのりんごをケースで隠したくない!」という方はほかのケースと違い背面が見えるようになっているこのバンパー型などがおすすめです。
さらにゲームや動画を長時間見るようなヘビーユーザーはスマホが熱をもつ場合があります。
その際背面が空いていると熱が逃げやすくなるため端末に負荷が掛かりにくいといったメリットがあります。
ただし多くの人は背面を保護するために別途で保護フィルムを付けるかたが多いようです。
メリット
- 背面のデザインを生かせる
- 熱がこもらない
デメリット
- 落とし方によってはスマホに傷がつく
手帳型、ブックケース型
女性に人気の型がこの手帳型、ブックケース型です。
名前の通り手帳や本のような見た目で、ふたが画面を覆ってくれるため保護力が抜群。
カード入れが付いているもの、さらには卓上ホルダーのように立たせられるタイプもあり、機能的にも優れているケースといえます。
ただし手帳型の多くがふた部分に磁石を使っています。
その磁気がスマホの機能に影響するという話もでています。
メリット
- ディスプレイまで保護してくれる、画面を隠せる
- ミニポケットがついていて便利
デメリット
- 電話、カメラが使いにくい
- ふたの磁気がスマホに影響することがある
スマホケース「素材」の種類とメリット、デメリット
スマホケースの素材もいろいろありますが、デザインを優先していると二の次にしている感があると思います。
もしあなたが見た目のデザインよりも持ちや質を重要視するのなら、この「素材」に注目するということは絶対にしたほうが良いでしょう。
プラスチック(ハードタイプ)
「ポリカーボネート」という衝撃に強く、熱にも強いタイプのプラスチック素材です。
身近な使用例としてはCDやDVD、ウォーターサーバーのボトルなどがあります。
製造コストがほかと比べて安いため、このスマホケースは比較的安く手に入ることができます。
さらに素材が軽いため長時間持っていたり、持ち歩いても疲れにくいです。
またデザインの種類の多さもほかの素材屈指です。
その理由はプリント加工のしやすさ。
そのためオリジナルで自作する人の多くがこのプラスチックを利用しています。
ただ安い分、耐久性に問題があり、ある程度の衝撃には耐えるのですが、使い方によれば割れたり、変色したりということがあります。
とくに付け外しのときに割れたり、気候や薬品の付着によっては変形、劣化する可能性があります。
薬品例
アルカリ剤(油汚れ洗剤、洗濯洗剤など)
有機溶剤(マニキュア除去液、接着剤、合成洗剤、香水など)
メリット
- 安い
- 軽い
- デザインが豊富
- 自作の場合安価で作りやすい
デメリット
- 付けはずしで割れる可能性がある
- 紫外線や日光に弱い(耐候性が弱い=屋外で使用された場合に変色、変形、劣化しやすい)
- 薬品に弱い
シリコン
やわらかさが魅力的なシリコンは付け外しがしやすいという特徴があります。
さらにはそのやらかさがある程度の衝撃を吸収してくれるので、よくスマホを落とすかた、傷がつくかたにおすすめです。
くわえてすべりにくい素材のため手からすべり落とすと言うことも少なくなると思います。
また耐候性にも優れているので、日光にさらされたりといった自然環境にも強く、外出時でも安心。アウトドアに適しているスマホケースです。
ただシリコンは重さがあるため長時間持ち続けるのには向かない素材となっています。
さらにほこりがつきやすく使っていくうちに伸びてしまうため、長く使いたいというかたにはあまりおすすめできません。
メリット
- やわらかく、衝撃に強い
- 付け外しが簡単
- 傷がつきにくい
- 耐候性に優れている
デメリット
- 重い
- ほこりなどごみがつきやすい
- のびる
ポリウレタン(TPU、熱可塑性ポリウレタン、ねつかそせいポリウレタン)(ソフトタイプ)
ポリウレタンはプラスチックの一種です。
ある程度の硬さを持ちつつ、柔軟性も持ついわばプラスチックとシリコンの良いとこ取りといえる素材です。
ただ長期間使用し続けると無色透明でも黄ばみが出てきます。
メリット
- 強度と柔軟性のバランスがとれた素材
- つけはずしがしやすい
デメリット
- 黄ばみやすい
- 耐熱性が弱い
アルミ
ケース素材でもっとも高い強度を誇るのがこの「アルミ」です。
強度だけでなく見た目のデザイン性も随一。とてもかっこいい。
この素材の多くはバンパー型に使われています。
アルミという素材の特性ゆえ、電波のつかみが悪くなるという話もなかにはあります。
装着はネジで固定したりと工具を使用することもあるようなので少し手間がかかります。
メリット
- 高級感がある(かっこいい)
- 他素材のなかでも断トツの強度
デメリット
- 電波に干渉するおそれがある
- 装着しにくい
- 冬は冷たい
革(または合皮)や布
革や布は手帳型やブックカバー型に多い素材です。
手触りが良く、革の場合はとくに高級感あふれる見た目になります。
さらに革は丈夫ですので保護力も高く、長持ちするものが多いです。
ただ基本的にこの素材は厚みが出るためポケットに入らなかったり、かさばったりといったことが起こります。
また汚れた場合の手入れや、メンテナンスなどの手間もあります。
メリット
- 高級感
- 丈夫で長持ちす
- 保護力が高い
デメリット
- 厚みが出てかさばる
- 汚れた場合の手入れが面倒
「スマホケースを長く使うには?「型」や「素材」の種類に注目すべし!」まとめ
「型」の種類
- シェルケース型
- バンパー型
- 手帳型、ブックケース型
「素材」の種類
- プラスチック(ハードタイプ)
- シリコン
- ポリウレタン(TPU)(ソフトタイプ)
- アルミ
- 革(または合皮)や布
「型」や「素材」もそれぞれ特徴があるなんて、私もスマホケースを選ぶ上うえでまったく意識していないところでした。
「型」つながりの話で、よく全機種対応型のスマホケースというものがありますよね。
はじめてその字面を見たとき、どうやってカメラの位置も電源ボタンの位置も違うスマホに対応させるのかなと思っていました。
スライムみたいな素材なのかなと勝手に想像していたり。
(そんなわけないんですけどね!)
実際のところ全てのあらゆる機種の型を用意していますよ、という意味だったんですよね。
だからもちろん、自分の機種名を購入時は思い出さなくてはいけないし、通販のときは自分の機種に対応したものを選ばなくてはいけないんです。
本当の意味で全機種対応型はまだまだ先になりそうです。
まあ選ぶ楽しみもあるんですけどね!
以上、今回はスマホケースの「型」や「素材」の話をしました。